ファラデー著 「ロウソクの科学」

132180.jpg

今回ご紹介する本は…ファラデー著「ロウソクの科学」です。

昔の辞書に載っていそうな古めかしい挿絵も魅せます!凄腕科学者のおじいちゃんが書斎に座ってお孫さんに、「ここにあるロウソクを見てみよう。ほらこの燃えているロウソクの、炎の下じゃ。燃焼している芯の、付け根部分を見てみようか…?そう。ここ!ここで何が起こっているかていうとのう…」などと懇切丁寧に尊敬と愛情を込めて教えてくれる。そんな本です 。

この本…うっっすい本なんですよたぶん8mmくらい。これは古本屋さんの隅っこのりんご箱とかにまとめて放り込まれていて、よく見ると50円位で売られていたりします。でもその50円で買える本にどんなに大きな事象が表されているか!そこにどんなに濃密に、好奇心と愛情をもって解き明かされた世界が展開しているか…。凄いミクロな視点を、裏返してどんなに大きな出来事を説いているか。是非読んでいただきたい!!! これこそは野生の叡智、宝石のような一冊なのであります。

この一冊をモフモフに挟んで写真撮ったのにはもう1つ理由がございまして。これ。うららかな午後にこの本を居心地の良いお気に入りスペースに持って行って、寝転んで湯タンポかなんか抱えて読み始め…「スヤァ…!」質の良いオヒルネが速攻で出来まする事、誠に多うございますのです…(*´∇`*)フホホ

真面目に「燃焼とは何か?もうちょっと突っ込んで知りたい!」て時にも。

通り一遍の事は知っているけれども、なんか腑に落ちない時もこれが道を照らしてくれる…ような微細な事まで書いてあります。

そうは思いつつも本を読みながらお昼寝に導入されたい、怠惰でシアワセな午後にも。

目覚めて、そのかたわらに珠玉の叡智(まだアマチュア出身の科学者が活躍していた、なんというか『野性の科学』みたいな感じの残る、地面に根っこをもしゃもしゃ張っている風情の科学が終わろうとしていた時代のもの…年若い方々へのクリスマス講演をまとめた本なのです)が詰まった本が置いてあり、ページが開いてある幸せを感じたい時にも。

是非!

Previous
Previous

ジェイムズ・ヘリオット著     「Dr.ヘリオットのおかしな体験」

Next
Next

中島 敦著「李陵・山月記」