アイザック・アシモフ著「われはロボット」

本日の1冊はこちら。アイザック・アシモフ著 「われはロボット」

この表紙がまた、ハイパーリアルな空山 基さんのイラストでアガります!

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「あ~ロボット三原則の本ね!」て…それだけじゃ…ナイン!(ドイツ語(;´д`)?)ナインナイン!です!(興奮気味失礼)



ちょっと落ち着きます。いやその…SFで育ったのでどうも前のめりになってすいません。

でもねちょっと聞いてくださいよこの本の訳者の小尾芙佐さんの、柔らかな日本語訳が非常に!サラサラとまるで春の小川のように容易く入ってきて。脳内で美しくクリアな映像を結びやすい、誠にこなれた文章なのですよ…。

健気な、厳しい条件下でも凄く働き者の、または超絶生意気~!なロボット達の奮闘に、少しづつ魅せられてゆく魅惑のひとときをどうぞ!

そのロボット達の面倒をいつも見るはめになる二人の凄腕エンジニアさん達も、すごく大変そうですがとても素敵です。

Amazonでチェックしてみましたら、2021年3月現在、送料込みで420円程度でした。

眠る前のひとときに、少しだけ頭を宇宙や別世界に飛ばしてみるのは如何でしょうか…。

短編が繋がったようなつくりになっているので、一遍に読まなくても大丈夫です。


外国のクッキー缶の中に入った”新鮮な変わった味わい”だけれども、どれもとても美味しい!という感じの。

色々なクッキーを1つづつ楽しんで食べるように、どれも、全て!外れの無い…じっくりゆっくり、何度でも、楽しく読める一冊です。

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